アクション

アクション一覧

アクション一覧だ。 InvocationAction CallAction CallOperationAction CallBehaviorAction SendSignalAction SendObjectAction BroadcastSignalAction ApplyFunctionAction ObjectAction CreateObjectAction DestroyObjectAction TestIdentityAction ReadSe…

変数アクション

変数アクション(VariableAction) 変数アクションとは変数を扱うアクションで、次の3種類のサブクラスが定義されている。 ReadVariableAction WriteVariableAction ClearVariableAction

ReadVariableAction

ReadVariableAction 変数の値を読み取って出力ピンに置く。変数の多重度と出力ピンの多重度は一致している必要がある。変数の指定はVariableActionと関連付けされたVariableで行う。

WriteVariableAction

WriteVariableAction 変数の値を変更するアクション。次の2種類のサブクラスで具体的な定義がされている。 AddVariableValueAction RemoveVariableValueAction

AddVariableValueAction

AddVariableValueAction 入力ピンで指定された値を変数に付け加える。変数が順序付けされたリストの場合、付け加える位置をinsertAtで指定する(1が先頭、*は末尾) また、属性isReplaceAllがtrueならば、既存の値をすべて取り除いてから指定値を追加する。

RemoveVariableValueAction

RemoveVariableValueAction 入力ピンで指定された値を変数から取り除くアクション。 属性isRemoveDuplicatesがtrueならば、指定値が変数の中に重複して存在していた場合、そのすべてが取り除かれる。falseの場合、removeAtの指定が必要であり、指定された位…

ClearVariableAction

ClearVariableAction 入力ピンで指定された変数から値をすべて取り除く。多重度は無視だ。

WriteLinkAction

WriteLinkAction リンクを生成したり消滅させたりする抽象メタクラス。次の2種類のサブクラスがある。 CreateLinkAction DestroyLinkAction

CreateLinkAction

CreateLinkAction リンクを生成する。順序づけされた関連をサポートするために、LinkEndCreationDataを使う。順序づけされたリンクが存在する場合、どこにリンクを挿入するかどうかの指定は、insertAtで行う。insertAtに1を指定すると先頭、*なら末尾。0…

DestroyLinkAction

DestroyLinkAction リンクを消滅させる。順序づけされた関連をサポートするために、LinkEndDestructionDataを使う。順序づけされた関連の場合、destroyAtで何番目のリンクを消滅させるかを指定する。また、順序づけされた関連の中に消滅対象のリンクが複数あ…

ClearAssociationAction

ClearAssociationAction これはActionのサブクラスだけど、リンクアクションと似ている。入力ピンで指定された関連に属するすべてのリンクをいっぺんに消滅させる。

ReadLinkAction

ReadLinkAction 対応する関連に沿って1つのリンク端へ誘導し、入力ピンに指定されていないほうのリンク端(これをオープンエンドと呼ぶ)のオブジェクトを出力ピンに置く。オープンエンドに対して誘導可能性がなかったり、可視性がないときの動作は未定義。 …

リンクアクション

リンクアクション(LinkAction) リンクの読み込み、書き込み(生成、消滅)を行う。LinkActionはスーパーメタクラスであり、アクションの対象となるリンクを特定するために必要な情報を持つ。 LinkEndData LinkEndDataはリンク端のこと。多重度は2以上。 次の…

ClearStructuralFeatureAction

ClearStructuralFeatureAction このアクションは、入力ピンに置かれたターゲットオブジェクトから構造特性のすべての値をいっぺんに取り去る。(構造特性の多重度は無視される。つまり取り去った結果が多重度を下回ろうともお構いなしに削除だ)指定された構…

RemoveStructuralFeatureValueAction

RemoveStructuralFeatureValueAction このアクションは、入力ピンに置かれたターゲットオブジェクトから構造特性の値を取り去る。取り去る値は、入力ピンで指定するか、除去する場所をremoveAt(removeAtは整数値を取る)で指定する。値を指定された値が、構…

WriteStructuralFeatureAction

WriteStructuralFeatureAction 入力ピンに置かれたターゲットオブジェクトの構造特性の値を変更するための抽象メタクラス。 具体的には次の2種類のサブクラスが定義されている。 AddStructuralFeatureValueAction RemoveStructuralFeatureValueAction ターゲ…

AddStructuralFeatureValueAction

AddStructuralFeatureValueAction このアクションはターゲットオブジェクトの構造特性に値を付け加えたり、値の置き換えを行う。 複数値を持ち順序づけされている構造特性に値を付け加える場合、挿入点を指定するためにinsertAtを使用する。これは入力ピンを…

ReadStructuralFeatureAction

ReadStructuralFeatureAction 入力ピンに置かれたターゲットオブジェクトの構造特性を読み込むアクション。 読み込む構造特性は、StructuralFeature(StructuralFeatureActionとは関連関係としてメタモデルで定義されている)で指定される。読み込んだ結果は…

構造特性アクション

構造特性アクション(StructuralFeatureAction) UML2.xにおける構造化分類子の登場で、UML1.x時代に定義されていたような、単に属性の値を読み書きするようなアクション(ReadAttributeAction, WriteAttributeAction)だけでは不十分になった結果、構造特性…

BroadcastSignalAction

BroadcastSignalAction システム内のすべてのオブジェクトに対して、シグナルのインスタンスを生成して送信するアクション。非同期のみ。送信後、並列処理になり戻り値などは全く無視される。なにをもって「すべて」とするかはそのシステムに依存する。

SendObjectAction

SendObjectAction オブジェクトをターゲットオブジェクトに送信するアクション。非同期のみ。送信後、並列処理になり戻り値などは全く無視される。シグナルオブジェクトが既にインスタンス化されている場合には、これを使ってオブジェクトとして送信する。オ…

SendSignalAction

SendSignalAction シグナルのインスタンスを生成し、ターゲットオブジェクトに送信するアクション。非同期のみ。送信後、並列処理になり戻り値などは全く無視される。 SendSignalActionの制約 引数ピンの数、順番、タイプ、多重度は、シグナルの属性と一致

CallAction

CallAction 振る舞いを呼び起こすアクション。isSynchronous属性がtureならば同期、falseならば非同期(規定値はtrue)CallActionには次の2種類がある。 CallOperationAction(ターゲットオブジェクト経由での呼び出し) CallBehaviorAction(直接呼出し) また…

呼び出しアクション

呼び出しアクション(InvocationAction) 振る舞いを呼び起こす様々なアクションの総称。これは抽象メタクラスで、具体的には次の4種類のサブクラスが定義されている。 CallAction SendSignalAction SendObjectAction BroadcastSignalAction

CallOperationAction

CallOperationAction 操作を呼び出す要求を、ターゲットのオブジェクトへ送るアクション。引数の値は、呼び起こされた振る舞いによって使用される。同期型の場合は、呼び起こされた振る舞いが完了し、結果の応答を待つ。戻り値は、結果ピン(OutputPin)に置か…

CallBehaviorAction

CallBehaviorAction CallOperationActionが呼び出し要求をオブジェクト(自分自身のオブジェクトを含む)に送るのに対し、直接振る舞いを呼び出すアクション。(例:アクティビティの呼び出し)同期/非同期時における、戻り値、例外、などの扱いはCallOperat…

CreateObjectAction

CreateObjectAction CreateObjectActionは、指定された分類子に適合するオブジェクトを生成し、それを出力ピンに置くアクション。戻り値はオブジェクトそのもの。 このアクションは、オブジェクト生成以外のことはしない。したがって、初期値やリンクを設定…

DestroyObjectAction

DestroyObjectAction DestroyObjectActionは入力ピンのオブジェクトを消滅させるアクション。初期値やリンクを設定したり、ステートマシンの遷移を引き起こしたりと言った副作用を全く伴わない。 また、オブジェクトとしてリンクオブジェクトも対象になり、…

TestIdentityAction

TestIdentityAction 入力ピンに置かれた2つのオブジェクトが同一のものかどうかを調べます。同一であればtrue、そうでなければfalseを出力ピンに置きます。

ReadSelfAction

ReadSelfAction ReadSelfActionは、アクションが行われる主体(ホスト・インスタンスと呼ばれます)を、出力ピンに置くアクション。これは、パラメータの情報だけではアクションの主体が特定できない時などに、ホスト・インスタンスにアクセスするために付け…