ボールとソケットによる表記

ボールとソケットによる表記は、インターフェースの詳細についての記述が不要なときで、それよりもクラス間の関係のほうを明確に(視覚的に)したい場合にもちいると便利である。

この方法ではインターフェースを提供する側は、提供するインターフェースを単なるボールとして表記され、その下にインターフェース名を記述する。これを提供インターフェースと呼ぶ。また、提供インターフェースはその形状から「ロリポップ(棒つきのペロペロキャンディー)」と呼ばれたりもする。

一方、インターフェースを使う側は、自分が利用する必要のあるインターフェースをソケットとして表記し、そこへインターフェース名を記述する。これを要求インターフェースと呼ぶ。