ParameterableElement(パラメータ化可能要素)

ParameterableElement(パラメータ化可能要素)

これは、テンプレートの仮テンプレートパラメータとして、もしくは、テンプレートに対するバインディングにおける実パラメータとして指定されることのある要素である。

これは、抽象クラスである。

仕様書ver 図No ページ数 セクションNo ページ数
03-08-02 Fig427 P542 --- ---
翻訳版 図17.16 P762 Sec 17.5.1 P763

属性

なし

関連

owningTemplateParameter
TemplateParameter[0..1] この要素を所有する仮テンプレートパラメータ。
templateParameter
TemplateParameter[0..1] この要素を仮パラメータとして公開するテンプレートパラメータ。

制約

なし

固有の操作

isCompatibleWith
引数はParameterableElement。戻り値はBoolean。このパラメータ化可能要素が、引数のパラメータ化可能要素と互換性があるかどうかを返す。同じ型もしくは、サブタイプならばTrueを返す。互換性に関して違う制約(型)を指定したければ、下位クラスによって上書きすることが可能である。
isTemplateParameter()
Boolean このパラメータ化可能要素が、仮テンプレートパラメータとして公開されているかどうかを返す。

セマンティクス

パラメータの制約
これは、テンプレートのバインディングにおいて、テンプレートパラメータを制約するために使われる。
テンプレートの中のあらゆる要素として
テンプレートパラメータは、テンプレートのコンテクストにおいて、テンプレートに含まれるあらゆる要素として使用することができる。つまり、テンプレートに定義された、テンプレートパラメータと同じシグニチャを持つ部分は、すべて、実パラメータに置き換えられて使うことができるということ。

記法

  • テンプレートの仮パラメータとしての記法は、TemplateParameterを参照すること。
  • テンプレートのバインディング中の実パラメータとしての記法は、TemplateBindingを参照すること。