コンポジット構造図

コンポジット構造図(Composite Structure Diagram)

要素間の複雑な関係についての概念を,コンポジット構造と呼ばれる概念として形式化したもの。

複雑化したシステムを機能の観点から分解することが基本。
分解した1つの機能を実現するために、さまざまな要素が連携して情報のやりとりを行う。

それらを表すことを目的としたのがコンポジット構造図である。

コンポジット構造図(複合構造図)の登場により、内部構造を何段にもわたって階層的に記述することが可能になった。

コンポジット構造図には、内部の構成要素(プロパティ)を示すパート(もしくはパーツ)と、パート間の接続を表すコネクタ、外部と内部の相互作用の接点を示すポートなどの新しい概念が含まれる。

【補足】ポート自身もプロパティの一種